アイアンの中でもロングアイアンと呼ばれる番手の小さいものは、ある程度のヘッドスピードがないと打球が上がりにくく、またスイートスポットも狭いため、一般に使いこなすのが難しいクラブです。そこで、ロングアイアンが本来カバーする160~200ヤードを補うクラブとして、登場してきたのがショートウッドと呼ばれる番手の大きいウッド(5~9番ウッド)や、ユーティリティーと呼ばれるアイアンとウッドの中間のようなデザインのクラブです。このショートウッドやユーティリティーの歴史は以外にも古く、1990年代初頭には数社からラインナップされていました。
しかし、当時はそれほど注目されず、難しくても練習してロングアイアンを使っているプレイヤーが多く、いわば『キワモノ』的な存在でした。
1990年代後半から、プロゴルファーたちが使用し始めたことから、このショートウッド、ユーティリティーの人気に火がつきました。日本の選手では丸山茂樹プロや、片山晋呉プロがいち早く試合に取り入れ、アメリカでもアーニー・エルスや、あのタイガー・ウッズまで2番アイアンを抜いて5番ウッドをセットに加えるなど、その優位性はプロ、アマ、問わず広く知れ渡ることになったのです。2009年現在ではほとんどのゴルファーのバッグにこれらのクラブが見られる様になりました。ベテランのゴルファーの中には、慣れ親しんだものということで2番からのロングアイアンを使用している方もいますが、これからクラブを揃えてゴルフを始めよう、という方はなにも無理して難しいクラブを使う必要はないので、これらのクラブを取り入れてセットを組むのが得策です。



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